誰にでも弱点はあると思うが、自分の場合は「爪」がダメだ。
どうダメかというと、自分の爪が伸びているのがダメ。 気になって仕方ない。
自分の許容範囲というものがあるらしく、それを超えると許せない。 気になる前はなんでもないのだが、 「あ、範囲を越えてるな」と感じた瞬間、ストレスを感じてしまう。 パソコンのキーボード打つときでも、ギター弾くときでも、余分な感触を感じてしまう。
高校野球で爪を剥いだときからだろうか。
バッティング練習の1球目にバントをするところで、体に近いボールを避けようとして、 右手の中指をやられた。 (バットに当てて逃れようとしたが、中指がボールとバットの間にはさまれた)
右手中指の爪は、直後は赤く変色していたが、その後取れた、 その後、しばらくはさすがに守備練習は休んでいたが、数日後に復帰。
--- 外野手だった自分は、ノックを受けてボールを捕球、よし返球だ・・・
ノックも、シチュエーションがある。 「2塁にランナーがいるとき、ヒットを打たれた。ホーム帰ろうとするから刺せ!」 という練習だったので、
「ホーム!!!」とか叫びながら、ボールを放つ・・・
球をリリースする瞬間、人差し指の感覚はこれまで通りだが、爪の無い中指が、
ふにゃ
と、抑制が効かない感じがいやだった。まあ、すぐに慣れたが。
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そんな経験が原因かどうかわからないが、いまでは、指先を他人に触られるのも いやになってしまった。なんかお尻のあたりがムズムズする。 さらに、他人の長い爪も見るのがいやだ。はがれそうで。
長い爪とかいうと、女性がオシャレのために伸ばしている=>引っかかれる、 みたいな印象があるので、 「どうも長い爪はダメだ」 とか言うと、 「女難の思い出。トラウマですな。」 なんて冗談っぽく言われることもある。
「んん?あ、やっぱりわかっちゃうー?」 なんて返答したりするけど、実はそんなことは関係なくダメなのだ。
弱点だ。爪なんて無きゃいいのに。 | |