日記
2005/01/27/(Thu)00:03  弱点
誰にでも弱点はあると思うが、自分の場合は「爪」がダメだ。

どうダメかというと、自分の爪が伸びているのがダメ。
気になって仕方ない。

自分の許容範囲というものがあるらしく、それを超えると許せない。
気になる前はなんでもないのだが、
「あ、範囲を越えてるな」と感じた瞬間、ストレスを感じてしまう。
パソコンのキーボード打つときでも、ギター弾くときでも、余分な感触を感じてしまう。

高校野球で爪を剥いだときからだろうか。

バッティング練習の1球目にバントをするところで、体に近いボールを避けようとして、
右手の中指をやられた。
(バットに当てて逃れようとしたが、中指がボールとバットの間にはさまれた)

右手中指の爪は、直後は赤く変色していたが、その後取れた、
その後、しばらくはさすがに守備練習は休んでいたが、数日後に復帰。

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外野手だった自分は、ノックを受けてボールを捕球、よし返球だ・・・

ノックも、シチュエーションがある。
「2塁にランナーがいるとき、ヒットを打たれた。ホーム帰ろうとするから刺せ!」
という練習だったので、

「ホーム!!!」とか叫びながら、ボールを放つ・・・

球をリリースする瞬間、人差し指の感覚はこれまで通りだが、爪の無い中指が、

 ふにゃ

と、抑制が効かない感じがいやだった。まあ、すぐに慣れたが。

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そんな経験が原因かどうかわからないが、いまでは、指先を他人に触られるのも
いやになってしまった。なんかお尻のあたりがムズムズする。
さらに、他人の長い爪も見るのがいやだ。はがれそうで。

長い爪とかいうと、女性がオシャレのために伸ばしている=>引っかかれる、
みたいな印象があるので、
「どうも長い爪はダメだ」
とか言うと、
「女難の思い出。トラウマですな。」
なんて冗談っぽく言われることもある。

「んん?あ、やっぱりわかっちゃうー?」
なんて返答したりするけど、実はそんなことは関係なくダメなのだ。

弱点だ。爪なんて無きゃいいのに。

2005/01/26/(Wed)01:13  ホワイトボード
「絵はすべての人が描くべきである」
というのは岡本太郎さんの言葉。

子どものころは平気で描いているが、「うまい」「へた」とかいう他人の評価に
さらされるうちに、「へた」の評価を受け続けた人はだんだんと、無邪気に絵を
書くことを忘れる。

いや、そんな体裁にこだわらずに楽しく、思い通りに描けばいいんだ。
というようなメッセージだと自分は思っている。ズレてはいないはず。

だから・・・というわけでもないが。

人が少なくなった定時後、仲のよい Sくんと休憩がてら、空いている会議スペースで
一緒にやってる仕事の話をしていた。
「ここがうまくいかないんだ」とか。

ホワイトボードに「いま、ここにハマってるんだよ」とか、
現状の問題点を書きながらも "休憩がてら" ということもあり、話は脱線。
自分も決して絵が上手というわけではないが、最終的には、

 "共有ドライブをマッピングする"

という言葉を紳士風の帽子に書き、トレンチコートの襟を立てたニヒルな紳士の後ろで、
「ナニアレ?」「キャハハ」と若い女性に笑われている、という絵になってしまった。

キャッキャッ笑いながら、いつの間にかどんどん書いていくのだが、
最終的には「さっ。やるかー」と全部消して白いホワイトボードに戻る。

やっぱり、自分は絵を思いつくままに描くのは楽しい。

絵はすべての人がかくべきである。

2005/01/25/(Tue)02:16  まったく・・・
おそらく「1週間の中で最も体調が悪い日」という統計をとったら、
間違いなく月曜日がトップだろう。

昨日(日曜日)はそんなに飲んでいないつもりだった。
・昼過ぎに散歩に出てちょっと「飲んで」、
・家に帰って30分ほど横になって、
・15:00から個人練習でいつもぐらいの適量を「飲んで」、
・17:30に家に帰って寝て、
・20:00過ぎに目覚めて、
・高円寺のなかじまよしおさんのライブに向かう途中、ちょっと「飲んで」、
・ライブハウスではビール「飲んで」、
・終わってからALONEという、別のライブハウスを探しながらちょっと「飲んで」、
・わからなかったから、諦めて電車に乗って、
・最寄駅についてキヨスクで買って「飲んで」、
・やれやれ家に戻った、とグラスにウィスキーついで、いつのまにか寝た。

けっこう飲んだのかね。
朝は普通、昼ぐらいになってやや気持ち悪くなり、夕方ようやく快調になりにけり。
そして終電までお仕事。

という、典型的な月曜日パターンだった。

2005/01/23/(Sun)14:29  練習風景
そういえば、昨日は朝イチ(9:00から)個人練習だった。

普段の疲れが溜まっていたのか、起きたのは8時過ぎ。
なんとかスタジオに入ったが、体が目覚めていない。当然声も出ない。

それでも頑張って歌っていたが、10時前には諦めて酒屋へ。
ああ、そうさ、オレはどうせダメ人間さ、と開き直る。

さすがにスタジオの中(飲食禁止)で飲むほどダメ人間にはなっていないので、
外でガタガタ震えながら飲み干し、スタジオに戻ってきた。

ちょっと携帯電話でもチェックするか(メールや着信が無いか)、と開いた際、
「そういえば、今度の携帯は写真とるのにタイマーが使えたな」と思い出した。

「練習再開の前に撮って、日記にでも載せるかー、"練習風景" とかいう題名で」
と撮影に入った。1枚撮って終わるつもりだった。

タイマーの使い方はすぐにわかったが、どうも写りが気にいらない。
うーむ、ちょっと暗いなぁ・・笑ったほうがいいかなぁ・・アングルもイマイチ・・・
などと何度も撮りなおし、ようやく「ま、いいか」と終わりにしたのがこの写真。

一人でスタジオの中、携帯とドラムの間を行ったり来たりしてた。
気がついたら10分も経過していた。

・・・練習しろよ。


自分ひとりのスタジオで、携帯電話に微笑んでます(情けなかー)

2005/01/23/(Sun)11:29  頑張る現代の男性
昨日、錦糸町にネコの缶詰を買いにいった。

若いカップルが腕を組んで歩いていた。
それとすれ違ったおじさん、別に変な人でもなく、普通のサラリーマンの休日風に
見えるおじさんが、デカイ声で

「わかいひとはいいねぇぇ!! あー! いいねぇぇぇ!!」

と叫んでいた。
絡んでいるわけではなく、ほんとうに「いいねぇぇ!」と羨ましく思っている感じ。

そのまま、信号が青に変わった横断歩道を渡っていったら、タクシーが少し停止線を
越えて停車していた。

今度はおじさんはタクシーを罵倒し始めた。
最後にはタクシーを指差し、

「この悪徳タクシーが!! 皆さん!悪徳タクシー運転手が、ここにいるぅぅぅ!!!」

と訴えていた。

これもあんまり題名と関係はない。特にオチもない。
ただ土曜日の出来事。

2005/01/23/(Sun)11:01  頑張る現代の女性
金曜日の夜、会社帰り。

JRの駅のホームを歩いていたら、若い女の人がいきなり、パシャー、と液体を嘔吐した。
だいじょうぶかねぇ、と思いながら通り過ぎた。
あんまり見るのもかわいそうなので。

自宅最寄の駅に付き、表に出て歩いていたら、別の若い女の人が、この寒いのに
花壇のふちに座って寝ているように見えた。

通り過ぎざま「だいじょうぶですか?」と声をかけたが、何の反応も無かった。

たまたま気づかなかっただけで、何でもないのかも知れないし、わざわざ近づいて
確認するのも、かえって不審に感じられてしまうかも知れない。
「まあ、いっか」と通り過ぎたが、少々気になった。

道の反対側にミニパトが見えたので、道を渡った。
「歩行者は横断歩道を渡ってください」
乗っていた婦警さんの注意がスピーカから聞こえたが、構わず前に出てミニパトを止めた。

「駅前で女の人が寝ているように見えたんだけど、声をかけてみてもらえますか?」
「あ・・はい、ありがとうございます。」
ただ休んでるだったかも知れない。余計なお世話だったかも。

あんまり題名と関係はない。特にオチもない。
ただ金曜日の出来事。

2005/01/22/(Sat)01:37  音楽オンチの話は続き
パンクって、商業的なロックを否定した!みたいな感覚で(昔だが)自分は受け止めていた。
パンクはどうなったんでしょうか。

パンクという言葉も最近あまり聞かなくなった。ヘビーメタルという言葉も、
「ヘビメタ」に略されて、かなり "金属ジャラジャラキャラクター" として
お茶の間に定着した。

ハードコアパンクとか、デスメタルとか、いろいろジャンルの呼び名は聞いたけど。

いまは激しい音を聞いてもあまり刺激的でない。
「ウチの息子が最近、"ロック" を始めてねぇ」などという時代だし。
すっかり市民権を得てしまった。
高校生が制服でギターを背負っててもそれっぽい。さわやかな感じさえする。

自分が初めてウッドストックの映画を見て、
「な、なんだこりゃ。これまで見たことも無い世界だ」
と思ったような感動と「健康的にロックをやる高校生」とズレを感じてしまう。

少なくとも、いまテレビでやって売れ筋系は、破綻がないので面白くない。
おいおい、上手じゃないか。
かといって、「ロックってのはよぉ、不良なのよ。異端なのよ。」
ってのも、時代錯誤だ。


!!!!!ガーン!!!! 「な、なんだこりゃ?!!!!!」

・・・とか感じで、しばらく、あるいは永遠に、ロックがそんな感動を与える機会は
無いのかも知れない、

2005/01/20/(Thu)22:52  リスナーでなく、プレイヤーですから。
音楽やってるくせに、音楽事情にうとい。
周囲の音楽仲間の話についていけない。

ビートルズはわりと詳しい。小学校〜中学校と、ビートルズはかなり聴いたので。
「ホワイル マイ ギター・・のギターソロは、エリック クラプトンが弾いている」
というのを本で読んで、クリームを聴いた。
あの頃はまだ、日本ではクラプトンなんてそれほど名が知れてなかったと思う。

兄がラジカセでかけていたジミヘンの「紫の煙」を好きになり、ジミヘンもけっこう聴いた。

エアロスミスの「バック イン ザ サドル」は小学生の自分には怖かった。
恐怖映画のサントラみたいだった。
「見ろ。このボーカルのスティーブン タイラーという人は、口に皿を入れているんだ。」
いたいけな弟に言い放った兄の冗談は、インパクトが強すぎた。エアロも好きになった。

ツェッペリンも聴いた。その他、ハードロックっぽいものを好んで聴いたりした。
それもちょびっと。

そこからあんまり広がらなかった。

まだういういしい思春期は、お気に入りのアルバムの曲順はもちろん、
英語の歌詞とかもけっこう覚えたりしてた。

が、今ではもう、どうでもよくて、
「曲名忘れたけど、なんかこんな感じの曲で、たらりらりん〜ってやつ。
 あ、そうそう、その曲。あれかっこいいよねー。」
ってな感じだ。

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1週間ほど前に「東京事変 教育」を買った。ずいぶん久しぶりにCDを買った。
椎名林檎はデビューのころから好きだったので。

CD屋さんに行くのも久しぶりだったので、「最近の売れ筋トップ10」みたいな
コーナーの棚をチェックした。

「マツケンサンバ」以外はよくわからなかった。

2005/01/20/(Thu)00:24 
朝から仕事関連の「講習会」。今日から3日間続く。
当然、終電まで・・ということもなく、労働者の「普通の」退社時間ぐらいに終わった。

悪いことに(!?)開催地は新宿なので(いまの会社は帰り道。
上司に「戻ってくるんでしょ?」と言われ「はい」と答えた。
(もちろんです、みたいな笑顔で)
まあ、責任感の強い私は、言われなくとも戻るつもりだったが・・・はっはっは

帰社して席についたら、隣のLEFTくんが「KEN_BCさんさぁ」と、声をかけてきた。

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基本的には、会社とかでは他人にあまり自分の音楽活動の話とかはしたくない。
なぜならば「音楽は趣味。本業は仕事だよね?」ってな雰囲気で説明せざるを
得なくなるから(詳細を説明するのが面倒なので、そんな風に片付けちまう)。

趣味という言葉の捕らえ方にもよるんだろうけど「趣味で音楽やってます」なんて
決して言いたくない。自分にとっては「趣味」という言葉は「軽い」という印象。
これでヒマをつぶしてます、みたいな感じを受けてしまうので。

LEFTくんは、自分のライブを見に来てもらった数少ない人のひとりだ。
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「KEN_BCさんさぁ・・・」
なんだ?その語りかけは?バカヤロウ。
年下のLEFTくん普段はオレのことを「おい、おっさん」「このオヤジが」とか、
なれなれしいこと言ってるくせに。


「KEN_BCさんさぁ。昨日の日記、つまんない」

は?


正直言って、昨日の日記に何を書いたか覚えていなかった。

そのときに見直してようやく思い出した。
そうだ、酔っ払ってたんだ。そして収拾がつかなくなってしまったんだ。
(何をどう書いてそうなった・・・とかも全然覚えていない。)


いやー、「日記」なんていうと書きたい放題にやってりゃいいや、なんて
思ってしまうけど、世界に公開してるんだもんね。LEFTくんみたいな「愛読者」も
いるかも知れないよね(愛読者というか評論家か!?)。

KEN_BCさんちょっと反省。

2005/01/19/(Wed)02:10  時間をかけましたが、ほとんど消えました。
ウチに帰ってから、日記に書こうと思ったことをカタカタ
打ち込んでいたのだが、途中でやめた。

# ちょっと酔っ払い気味だし、考えがまとまらない。
# 言いたいことを、そのまま伝えられないのはもどかしい。

・・・たくさん書いたが全部消してしまった。
後に残った言葉(上の2行)をどう始末すればよいのかわからない。

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DiaryCGI nicky!