年末・年始休暇の最終日。 ようやく体調も、万全ではないがだいぶ回復してきた。
しかし、この休みはずっと調子が悪かった。こんなに長引くとは思わなかった。 幸い、実家の母親には「今年は帰れないから」と事前に言っておいたのでよかった。 余計な心配はかけたくない。
これほど酒を飲まなかった正月も珍しい。少しは飲んだが。 出かけたのも、駅伝ゴールを見に行った以外は、散歩・買い物で近所を歩いた程度。 おそらく体調が良ければ、正月の都内を酒片手にフラフラしていたことだろう。
なんにもできなかったなぁ、と少し残念だが、まあ私の(強力な)守護霊さんからの 「おまえ、ちょっと休め。これ以上無茶するとさすがにオレも見てられねぇ。」 というメッセージなんだろう。ありがたや。
と、自分を納得させながら、昼間、ネコのえさを買いに行った。 今日は気温が高く、上着を着ていると汗ばむほど。 店の前に開いた樽酒と枡が置いてあり、「ご自由にお飲みください」と書いてあった。
通り過ぎるおじさんたちは、いかにも飲みたそうな目で見ているが、店の人が 振舞っているわけではもなく、ただ置いてあるだけなので遠慮しているみたいだ。
「しょうがねぇなあ、いいオトナが。飲みたきゃ飲みゃーいいじゃんか。」 と、先陣をきって見本をみせてあげた。ああ、ありがたや。
きっと守護霊さまが顔をしかめた。 | |