手の皮がむけた
  
  ※はじめにお読みください
  
    記事内に掲載している画像は、自分の手の皮が剥けてしまってから治るまでの経緯です。
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  ●あれれ? うわ〜!

    2008年元旦。
    年を越してしまった、台所の洗いものをしてひと段落。
    さて、実家の甲府に帰る準備でもするか〜と、いったんコタツに落ち着いた。


    あれ? なんだこれ?


    右手の指の股、人差し指と親指の間が白くなっている。
    皮がむけそうだな、と思いはがしてみたら、


    ん?
    わわ、わわわ〜!

    なに!?これ!!


    皮が、ペリペリペリっと剥けて、中のピンクが見える。
    恐る恐る触ってみたら、中のピンクは新しい皮膚だった。


    どうしたんだろう? オレ・・・


  
  ●観察

    あらためて自分の手を見渡してみると、白くなっている部分がある。
    最初の指の股ほどではないが、部分部分、同様に皮が浮いている。

    Webで調べた。「手の皮がむける」
    たくさんヒットした。(こんなにヒットするとは思わなかった)

    汗包(手の平の汗が出にくくなって皮が浮いてきてしまう)とか、アトピーとか、
    悩んでいる人がたくさんいるということがわかった。
    (自分がこの記事を書いているのも、そんな方々に読んでもらいたいから)

    白くなっているのは右手だけではなかった。
    左手もところどころ白く皮が浮いている。

    とりあえず甲府に帰る途中でハンドクリームを買って塗った。


  
  ●翌日の状況

    実家の母にはあまり心配をかけたくないので、元旦はハンドクリームで乗り切った。

    日帰りで戻ってきて、正月2日に撮影。

    これが最初にベロリンっと向けた人差し指ー親指間。
    

    他の指の股も白くなってきているが、まだ、さほどひどくない。
    

    全体。やや皺々になったようが気がしていたが、いま振り返ると、全然マシだ。
    


  
  ●全体に広がった

    1月3日。二日経過。

    見た目、だいぶハデになってきた。

    これは最初から最後までなのだけど、「痛くも痒くもなかった。」
    まるで、日焼け後の背中の皮 のようにペリペリ剥ける。

    なので、面白がってどんどん剥いていった。
    これだとよくわからないでしょう。
    


    アップで撮ってみると、こんな感じ。  ひえぇぇ!
    


  
  ●推測(想像)

    なんでこんなになったの??
    よくわからないが、思い当たるふしは無きにしも非ず。

    12月の上旬ごろ、ヘナで髪を染めた。
     「ヘナ配合のうんぬん・・・」製品ではなくて、ヘナ粉末から。

    そのとき、最初は櫛とかブラシとかで髪に塗っていたのだが、途中から面倒になって直接手にとって塗った。
    洗っても完全には落ちず、しばらくは手が「黄ばんだ」状態になっていた。

    それが原因か?という推測だが、誤解なきように。


    化学製品の「髪染め」と違って、純粋のヘナは自然から得た安全なもの。という認識は変わっていない。

    「染毛剤で "手荒れ" になったんじゃないの?」
        => NO ・・・"染毛剤" とは違う。
    「それで "かぶれた" んじゃないの?」
        => NO ・・・ "痛くも痒くも" なかった。"かぶれ" とかではない。

    いまでもその認識は変わっていない。


    自分が想像するのは、ヘナで皮膚呼吸の穴を塞ぎ気味になってたのかな? という程度。
    逆に「悪い皮膚を脱皮させてくれた」という風に、よい方向で捕らえている。


  
  ●医者へ
  
    正月中は仕方なく、市販のハンドクリームなど塗っていた。

    ・・・が、なんというのかな? 全然意味無い、という印象。
    というのも、剥がれゆく皮膚に塗っても、しみこんでいかないように見える。
    テカテカしている。(悪い油分が水に浮いてるような感じ?)

    1月4日になって、医者も仕事始めになったので、行ってみた。
    そのころは少し改善が見られ始めた時期。

    医者もそんなに驚かず「手荒れですね。保湿剤を出しときましょう。」
    ・・・程度の対応。
    (あまり信用できなかったな。ヘナの話をして "染毛剤の手荒れ" と言われたのもこのとき。「わかっちゃいねぇ」と思った。)

    が、まあ、対処は適切だったんだろうと思う。
    出してもらった保湿剤は「ヒルロイド --- 成分:ヘパリン類似物質3.0mg」。
  


  
  ●その後
  
    「あまり自分で剥かないように」
    と、医者には言われたのだが、シャワーとか浴びると自然に剥けてくる。
    次第に新しい皮膚の面積が広くなってきた。

    新しい皮膚。
    これまで染みこんでくれずにテカテカしていた保湿剤をすぐに吸収する。
    「おおお。若いもんはいいねぇ」
    ・・・てか?

    手のひら部分が8割がた、剥けてしまってから顔を洗ったとき、髭剃り前の顔面を感じた。
    無精ひげが手のひらにあたり、チクチクした!

    おおお! 赤子の肌じゃん!


  
  ●現在

    2週間後。(1月13日)
    自然の日光と、白熱灯の光との2種の撮影。(2種の撮影には特に意味なし。よくなったのでうれしかったというだけ)
    


    このころには、ほぼ元通りだったが、細かいところに残骸あり。これ、右手の親指。
    


    そのあたりも、しばらくしたらきれいに。(1月19日)
    


    ふうぅ。
    終わったな。乗り切ったな。
  


  
  ●むすび

    以上が、私が2008年開始時に体験した「手の皮むけ」事件です。

    私はがさつな男です。
    だから、これだけ赤裸々に(?)「どうよ〜、すげぇ状態だろ! オレの手!」とかさらけ出すこともできます。

    ・・・でも、治るまではけっこう憂鬱だったような気がします。
    コンビニとかでのちょっとした買い物でも、お代の支払い・お釣りの受け取りとかも「ササッ」と振舞ったりして。


    それを考えると、同じような症状でお悩みの女性の方はもっと憂鬱だろうなぁ、と・・・


    これは私のケースです。
    お悩みの症状とは違うかも知れませんが、同じような症状が出た方にとっての
    何かの参考とか「ココロの安心・励み」とかになれば幸いです。


    おしまい。
  
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