キミのウチの先の　交差点の角の
タバコ屋さんの裏の　小さなアパート
ボクはそこにいるよ　今もそこにいるよ
ネコと一緒にいるよ　春夏秋も冬も

たまに外を見るよ　窓から外を見るよ
晴れの日も雨の日も　空はそこにあるよ
ボクはギター弾くよ　軽く指で引くよ
ボクがしくじっても　空はいつもあるよ


眺めてごらんよ　キミの窓から
のぞいてごらんよ　ちっちゃな瞳で
ボクの予想では　たぶん　キミは空を見て　笑う

ボクはそこにいるよ　いつもそこにいるよ
キミと一緒にいるよ　春夏秋も冬も



最近みるキミは　怖い顔してばかり
人並みにもまれて　うつむいて歩く
「ボクのウチに来なよ　いつでも来ていいよ」
ボクがそう言っても　群集にかき消され　

眺めてごらんよ　交差点の真ん中で
見上げてごらんよ　いつもの空を
ボクの予想では　たぶん　それだけで　笑う

ボクはそこにいるよ　いつもそこにいるよ
キミと一緒にいるよ　春夏秋も冬も



ボクが歌っている「キミ」という言葉は
たぶんボクの中の　自分自身のことさ
ボクは自らに　この歌を送る


そんなひとりごとを　聞いてくれたアナタ
ボクのひとりごとを　聞いてくれたアナタ

アナタの中の「キミ」は　お元気ですか？
アナタの中の「キミ」は　お元気ですか？