血流
みみずや おけらや あめんぼ だって
みんな みんな 生きてる なんて
そんな歌を歌って 手のひらを太陽にかざしたことがある

現実には 僕らも 盲目的に 生きているのには 変わりないけど
言葉の生み出した メカニズムの中
生きてる実感が わかりにくくなってる

止まってると錯覚していた時間が実に力強く
強かなほど速く 進んでいるから

僕は太陽に手をかざしてみる


僕が明日 目覚めなくて
二度と 目を開けることがなくても
悲しむことはないさ
僕は 時に刻まれてるから

なぜか僕はここに生まれ なぜか君と話をしているね
当然のごとく 永遠のごとく

止まってると錯覚していた時間が実に力強く
強かなほど速く 残酷なほど速く 
進んでいるから

僕は太陽に手をかざしてみる

作詞・作曲 日向俊雄