とうとうと 流れる川に 骨抜きの 体を浮かべ どこまでいくのか知らぬまま 頭には 白い布をあて 光の行方を目で追えば 懐かしき顔が 笑顔で待っている 君はもう さびしくないね 縛り付けるものは もうありません 突き刺す苦痛もありません 降りしきるほどの 花吹雪の中で 思い切り走り回っておくれ こどものころのように 明るく笑っておくれ 君はもう 苦しくないね 君を訪れた 永遠の眠り 君はそのときを境に 存在を失う いずこへ? いずこへ? とうとうと 流れる川の行方を思い わが涙 頬を伝う 川の流れに ポツリポツリと 君へ届けとばかり 流れ落ちる それはすばらしき すばらしき君への思い 君はもう悲しくないね ようやくすべてが終わったんだ作詞・作曲 日向俊雄