帰りの電車の中。 後ろに立っていたサラリーマン二人が話しをしている。
「ぺーぺー」というほどでもなく、「中堅」までも行かないぐらいの男女。
男性が先輩。女性が少しだけ後輩と思われる。
「オレなんかさぁ、なんで今この AAA部署 に居るのかなって思っちゃうよ」
から始まり、
男「営業の○○部長って知ってる?」 女「わからない。」 男「あのね、●●さんは○○部長のの部署を渡って行ってるわけよ。」 女「何で営業の部長と●●さんが。どういう関係があるんですか?」 男「・・・ ま、 ルートっつーのかな。」 女「ふむふむ」 男「●●さんは、そのあたりの"誰についていけばいいか" とかのカンがいいんだよね。 仕事もメチャメチャできるし、いやー。あの人、出世するよー。」
へー。 その若さで「誰についていく」とか、「出世」とかってキーワードが出るんだ。 ・・・ま、別にいいけど。
自分が思春期のころに 「オレたちもそのうち、"出世がどうこう" いうサラリーマンになっちまうのかな?」 なんて友人たちに語りかけてみたら、 「いやあ、出世や金なんて、どうでもいいじゃんねぇ」 という人がほとんどだったけど。 (彼ら、いまどうしているのか)
若いのにしっかり周りをみているねぇ
とも言えるし、
早いうちから飼いならされるもんだねぇ
とも言える。 | |