今日も合計14Kgの荷物を背負って、新宿まで練習しにいった。 やっぱり帰りは地面にめり込む思いだった。
電車内の学習塾の広告。よくある「何とか中学の入学試験」みたいなやつ。 複数の正方形があり、いくつか重なっている部分があって、正方形の辺がYYcm、 重なっている部分の辺がXXcm、では、重なっている部分を除いた全体面積はいくつでしょう? みたいな問題だった。
いつもは面倒だから無視するが、今日は何となく考えてみた。 「正方形の面積はすぐ出るからそこから重なっている部分を引けばいいんだな。 いや、そうすると、ややこしいから、最初から重なっている部分を考えずに、有効な ところだけ計算したほうが早いかも・・・」
けっこう楽しんだが、新宿について電車降りたらすっきり忘れた。
そういえば、中学時代まで数学(算数?)は得意だった。 テストとかでも80点以下はとったことがなかった。
特に、証明?だっけか? 「なんとかイコールなんとかである。だからなんとかはイコールなんとかである。 ゆえになんとかはなんとかである」 ってうやつが好きだった。 解けた時にものすごくスッキリした。
そのころまでは、自分は数学向きかと思っていたのだが、高校に入ってすっかり変わった。 最初の2週間ぐらいはまだよかったが、すぐに 「この公式を覚えなさい。この公式を覚えなければ始まりません」 という授業に入っていった記憶がある。
ん?その公式っつーのは何だ? 「この公式は、なにがなにだから、なんとかイコールなんとか。という意味」 なんてことはあんまり教えてなかったように思う。 多少言ってたかも知れないが、「よくわからない人は何しろ覚えろ」みたいな感じでどんどん先へ進む。 何しろ覚えとけ、ってのが納得できなかった。
しかも、その数学の教師は活舌が悪く、全般、何言ってるんだかわからないのに、妙に 「共通一次」という言葉を連発しているのだけは聞こえてくる。 (そのころは"共通一次"の時代だった)
あれですっかり数学がきらいになった。 勝手にしやがれ。共通一次さんが好きな連中だけ集めて授業すりゃいいじゃねぇか。 ・・・などとスネた学生になり、数学だけはまったくやる気もしなかった。
高校時代の数学の最低点は5点。 それも、あ、これならわかるわ、と答えを書いたあとで横のヤツの答案見て違うことに気づき、 よく考えたらアリャそうだわ、と書き換えた、そんなカンニングの5点。 | |